少女の性被害、きっかけは「非出会い系」サイトも


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インターネットのゲームサイトや自己紹介(プロフィル)サイトなどの「非出会い系サイト」を介し、18歳未満の少女が性犯罪事件に巻き込まれるケースが新潟県内で相次いでいる。

新潟県警少年課によると、昨年1年間に18歳未満が巻き込まれた性犯罪事件84件のうち、47件がこれに該当。今年上半期も35件のうち18件に上った。これらのサイトには、第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」(東京)が「健全」と認定したものも多く含まれ、監視が形骸 (けいがい)化していることをうかがわせる。

昨年、下越地方の女子高生(当時16歳)と性行為をし、その様子を動画で撮影したとして、兵庫県の30歳代の男が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕された。県警によると、男が女子高生と知り合ったきっかけは、携帯電話の大手ゲームサイトだった。

女子高生は自宅に引きこもりがちで、未婚を装う男と半年間、ほぼ毎日のようにメールをやりとりし、疑似恋愛のような状態に陥ったという。昨年10月、男は新幹線で新潟にやってきて、新潟駅に女子高生を呼び出すと、食事後に駅周辺のホテルに連れ込み、みだらな行為に及んだ。県警が男の携帯電話の保存データを調べると、女子高生との性行為を撮影した動画が残っていた。

インターネットサイトを利用して被害にあった少女らの動機などを県警少年課が分析した結果、多くは家族関係に不満を感じ、学校に友人がいないなどの理由から、ネット上の友人関係を求めて見知らぬ男とメール交換する傾向がみられたという。

EMAは、「健全」と認定した非出会い系サイトの事業者から、運用状況などに関するレポートを3か月に1度提出させているが、被害の未然防止には至ってない。EMAは「サイト事業者に監視を強化させている」とするが、EMAによると、今年7月末現在、認定を受けた非出会い系サイト46件のうち13件について、監視体制などに改善が見られないなどの理由から、認定取り消しや解約が行われた。

性犯罪事件のきっかけとなったサイトとしてはここ数年、プロフィルサイトが目立つ。写真付きで自己紹介文を掲載し、さまざまな書き込みもできる、一種の掲示板だ。

会員620万人、ユーザーの8割が中高生という「前略プロフィール」を運営する楽天は、書き込みについて、犯罪へのつながりを想起させる独自の「NG(禁止)ワード」を設け、サイト内を監視。これに触れる内容の書き込みがあれば利用者に警告メールを送り、書き込みの削除も実施する。

楽天は「多くは問題なく利用してもらっている」としている。しかし、結果としてサイトが悪用され、事件につながっている実態があり、県警は「社会的な責任は免れない」とし、より実効ある対応が必要だと指摘している。

【読売新聞】


ニュース通訳

SNSやプロフィールサイトの方が、児童の性犯罪が蔓延しているよ。

過半数が非出会い系サイト、その非出会い系サイトの中でもEMA認定が半数を占めているという切ないニュースでした。


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