児童買春の温床と指摘されている「出会い系喫茶」について、静岡県警は県内全域で営業を禁止する方針を固めた。
必要な県公安委員会規則の改正を検討している。県警は禁止についての県民の意見を募集している。
出会い系喫茶は、入店料を支払った男性が店内の女性を指名し、合意すれば女性に現金を払って店外でデートする仕組みの店。
県内で出会い系喫茶が問題になったのは、今年6月に県警が摘発した静岡市駿河区の「しずカフェ」の事件がきっかけ。未成年者を男の客に引き合わせ、児童買春の舞台になっていたとして、経営者らが児童福祉法違反容疑で逮捕された。
しずカフェはすでに営業していないが、県警によると、浜松市内に出会い系喫茶が1店あるという。
【読売新聞】
静岡県全域で出会い系喫茶の営業を禁止する方針を固めた。
児童買春を未然に防ぐにはこのような措置が必要なのでしょう。