サイト架空請求に新手


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県消費者センターは、2009年度の相談件数をまとめた。5732件と前年度比7・7%減り、5年連続の減少となった。だが、ゲームや占いといった比較的安全そうなサイトを閲覧していて、架空請求に遭ったとの相談が目立ち始めており、同センターは「手口が一層巧妙化している。警戒を緩めないでほしい」と呼びかけている。(中村申平)

相談件数は、前年度より478件減。これまで多かった架空請求に関する相談が減少しているのが要因で、ピークだった04年度(1万4176件)に比べ、約4割に減った。内訳は、メールによる架空請求などデジタルコンテンツ関連が845件で最多。融資詐欺など、フリーローン・消費者金融が683件で続いた。

同センターによると、架空請求の手口は従来、不当な請求はがきを送りつける、アダルトサイトなどを閲覧した人に電子メールで高額な利用料などを請求するといった方法が多かった。消費者側の警戒が高まり、はがきでの架空請求は減少。相談件数も04年度の7093件から、08年度には1291件に減っていた。

だが、ここ1、2年、ゲームや占いサイトを利用して、架空請求を受ける例が増えている。県東部の女性は無料の携帯ゲームサイトを楽しんでいたところ、個人情報を入力するよう誘導された。入力した結果、出会い系サイトに登録され、利用料を請求された。

また、無料懸賞をクリックしたところ「400万円に当選」とのメールが届き、求められるまま生年月日などを入力して出会い系サイトに登録され、利用料を求められた人もいた。

同センターの担当者は「怪しいと思うサイトには近づかないことが大事」と警鐘を鳴らしている。

【読売新聞】


ニュース通訳

安全そうなサイトからの架空請求が増えてきています。

手口が変わってきているので、つい引っかかってしましそうですが、怪しいと思うサイトには近づかないことが大事ですね。


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