中学生の女子生徒（１３）とわいせつ行為をしたとして金沢中署は２１日、金沢市立小学校教諭、東秀夫容疑者（５８）＝金沢市大場町＝を児童買春・児童ポルノ禁止法違反（買春）の疑いで逮捕した。同市の職員、教員の逮捕は今年度４人目。市民は不信を募らせている。【宮本翔平、宮嶋梓帆】
東容疑者の逮捕容疑は７、８月の２回、同市のホテルなどで、１８歳未満と知りながら同市の中学１年の女子生徒に現金数万円を支払い、わいせつ行為をした、とされる。同署によると、東容疑者は出会い系サイトを利用。「２０歳ぐらいだと思った」と容疑を否認しているという。
市教委学校職員課は「厳正に対処し、より一層の綱紀粛正と信頼回復に努める」とコメント。２２日に市立小・中・高の校長を集めた臨時会議を開くというが、女子高校生のスカート内盗撮、女性店員への公然わいせつ、ストーカー規制法違反など、事件が続くだけに、同市のある男性は「またか。緊張感がない」とあきれ顔だ。
市は今月、民間の有識者を交えた対策検討委員会を設置しているが、市職員課は「研修など今までの取り組みを見直す必要もある。職務外の行為をどう防ぐかが課題」と話している。
【毎日新聞】
小学校教諭が女子中学生にわいせつ行為をしたとして逮捕されました。
同市で今年度、教員4人目の逮捕になり、市民はさぞ不安を募らせていることでしょう…。