岡山県警は30日、児童買春の温床と指摘される「出会い系喫茶」で、18歳未満の出入りを禁じるなど営業を規制する県条例の改正案をまとめた。風営法施行令の改正に伴い、ビジネスホテルなどと形態を偽る「偽装ラブホテル」についても営業区域などを制限する。2011年1月の施行を目指す。
出会い系喫茶を同法の「店舗型性風俗特殊営業」とみなし、18歳未満の出入りを禁じるとともに、官公庁や病院、学校周辺などでの営業や深夜営業を制限する。偽装ラブホテルについては従業員が顔を合わせずに入室、精算する宿泊施設も広くラブホテルととらえ、出会い系喫茶と同様の営業区域規制をする。
県警によると、県内で出会い系喫茶の営業は確認されていないが、偽装ラブホテルと見なされる施設は60軒前後に上るとみられ、届け出のあるラブホテル(約40軒)を上回るという。
【山陽新聞】
岡山県警は出会い系喫茶、偽装ラブホテルへの18歳未満の出入りを禁じる県条例の改正案をまとめました。
県内にある偽装ラブホテルは、届けのあるラブホテルより多いということに驚きです。